FiT 6億円を資金調達し、次世代型フィットネスジムの出店を加速
ITを活用したフィットネス事業を展開するFiT(京都市)は2023年8月16日、ニッセイキャピタル、XTech Venturesをはじめとする5社を引受先とした第三者割当増資、および金融機関からの融資により、シリーズAラウンドで約6億円の資金調達を実施したと発表した。今回調達した資金は、次世代型フィットネスジム「LifeFit(ライフフィット)」、フィットネスジム使用アプリ「FitGo!(フィットゴー)」への事業投資とともに、採用活動の強化に充てられる。
FiTは、メイン事業である「LifeFit」でフィットネス業界No.1を目指し、2025年までに1000店舗の出店、月次ユーザー数100万人を目標にしている。さらに、フィットネスを起点に暮らしを豊かにするために「フィットネスのインフラ事業」を展開し、「LifeFit」にとどまらず、あらゆるフィットネス・ウェルネスのニーズを満たす新業態の施設を「リアル空間×IT」をテーマに開始することを予定している。「リアル空間×IT」を加速させることで、より多くの人々が健康的なライフスタイルを手に入れることができる社会の実現を目指していく。
「LifeFit」はアプリで最短1分・24時間いつでもジムの利用が開始でき、リーズナブルな料金体系で、チケットを購入するだけですぐに利用できる次世代型フィットネスジム。初期費用や登録手数料などは一切不要で、今までジムに通えなかった、または継続できなかった人も利用しやすいシステムと料金体系になっている。「LifeFit」は2022年2月のオープンから1年で累計約3万人のユーザーが利用しており、2023年からはフランチャイズによる出店拡大を本格的に開始。現在、全国に24店舗を出店している。