WorldLink & Company スマートシティに取り組む自治体向けプラットフォームを開設

WorldLink & Company(京都市北区)は2022年12月12日、地域の課題解決のためスマートシティに取り組む自治体向けに、デジタルツインプラットフォーム「4DLink(フォーディリンク)スマートシティ・クラウド」の提供を開始すると発表した。地理空間情報として利用される2D・3Dデータを統合・集積し、「だれでも・どこでも・だれとでも」、「見る・共有・利用」できる情報環境を提供するのが「4DLink」で、その社会実装を通して得られた知見と技術を、スマートシティのために利用しやすいクラウドサービスとして最適化した。

「4DLinkスマートシティ・クラウド」は、国土交通省が提供するPLATEAU3D都市モデル、自治体所有のGISデータ、水位計などのIoTプラットフォーム、交通情報・危機管理プラットフォームなどから入手されるリアルデータを統合・集積し、庁内業務および住民サービスの情報環境整備を支援するサービス。従来、位置情報を持つ3Dデータ・GISデータを扱うシステムの構築・運用には、専門的な知識を持つ専門業者への依頼が必要だったが、同サービスでは一般的なITスキルで対応できるシンプルなオペレーションになっている。そのため、庁内において職員が構築・運用を行う内製化や、庁内の導入部署だけでなくその他の各部署、産官民との連携を容易に実現させることができる。 

WorldLink & Companyは京都・北山に本社を置く、2014年設立の企業。「技術とアイディアで、より良い未来を創る」を掲げ、ドローンの販売や産業向けソリューション事業などを展開している(関連記事)。

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