先端教育機構理事長・東英弥の歩みと理念 『時代の転換期を生き抜く構想力』5月25日刊行
激しく変動する現代において、未来をいかに構想し、切り拓くか――。学校法人先端教育機構理事長の東英弥(あずま・ひでや)の歩みと理念を描いた書籍『時代の転換期を生き抜く構想力』が5月25日、財界研究所より刊行される。
起業家、経営者、そして教育者として活躍を続ける東の軌跡を、本人への取材にもとづき辿ると同時に、その背後にある「構想力」、「自育」の理念に迫る。 今後の展望について本人が語るインタビューも収録。
著者はビジネス誌『財界』主幹の村田博文。同誌に昨年12月から今年3月にかけ、全8回に渡って掲載された同名の連載を、加筆のうえ書籍化した。
東英弥は1952年、神奈川県生まれ。1978年に広告会社を設立して以来、現在までに17社を起業。1992年には広告領域の出版・教育事業を手掛ける株式会社宣伝会議を承継。2023年まで同社の代表取締役を務めた。
事業の傍ら、東京大学大学院工学研究科、同大院新領域創成科学研究科等でマーケティング、コミュニケーション分野の研究に取り組み、博士号(商学)を取得。
このときの経験から、学術と実務の融合を実現する教育研究機関の必要性を痛感し、2011年に文部科学大臣の認可を得て、学校法人東教育研究団(現・学校法人先端教育機構)を設立。
事業構想大学院大学(2012年設立)と社会構想大学院大学(2017年設立、2022年に社会情報大学院大学より名称変更)の2つの専門職大学院にて、ビジネス、教育、政策分野の高度専門人材の育成に取り組んでいる。
こうした東の実践と思想を余すところなく伝える内容となっており、経営者、教育関係者、起業家志望者はもとより、社会の変革に関心を持つすべての読者にとって学び多き一冊といえる。
章立ては以下の通り。
第1章 25歳で起業、18社を経営した後、事業構想大学院大学を開学
第2章 「社会を良くしたい」という志を持つ人たちが会する場を!
第3章 学術と実務の融合を目指し、社会人大学院大学を設立へ
第4章 世界中が混沌としている今こそ、日本全体に構想力を!
第5章 リクルート社の体験を基に、起業家として踏み出す
第6章 地方創生に取り組む、きっかけとなった青春時代の“地方行脚”
第7章 自らの将来は自らの手で切り拓く――。先祖や両親の教えに感謝しながら
第8章 構想力、自育そして人と人とのつながりで
インタビュー 先端教育機構の今後を語る
四六判、181ページ、1,870円(税込)。全国の書店およびAmazonにて予約受付中。