パーソナルスタイリングのDROBE 総額約5億円の資金調達を完了
ファッション領域でパーソナルスタイリングサービス「DROBE」を展開するDROBE(東京都渋谷区、関連記事)は、フェムトパートナーズおよび経営陣を引受先とした第三者割当増資により、シリーズAラウンド総額約5億円の資金調達を実施した。あわせて、機動的な事業運営を可能にする組織体制構築のため、経営陣による買収(MBO)を成立させた。2021年6月23日に発表した。
「DROBE」は、オンラインで完結するパーソナルスタイリングサービス。ファッション誌や芸能人のスタイリング、店頭での販売などを経験したプロのスタイリストとDROBE独自の「スタイリング AI」が、顧客の嗜好や体型、予算に応じた商品(洋服、靴、ファッション雑貨)を協働でスタイリングする。セレクトした商品は定期的に顧客のもとに届ける。商品は自宅で試着し、気に入った商品のみを購入するしくみだ。
今回の資金調達は、エンジニアリングの基盤拡大やマーケティング強化が目的。創業株主である三越伊勢丹ホールディングス、ボストン コンサルティング グループは、引き続きGROBEを一般出資先として、人材支援や技術・サービスの利活用の分野で側面支援していく予定だ。
