ドローン物流のかもめや 離島のドローン物流長期定期航路を開設

かもめや(香川県高松市、月刊事業構想2019年5月参照)は、香川県三豊市本土と粟島を結ぶドローン物流長期定期航路を8月に開設することを、2021年6月3日に発表した。ドローンが瀬戸内海を越えて、島の住民に荷物を届ける。海を越える長期定期航路は世界初となる。

定期航路では、午前中に粟島の住民が欲しい商品を注文すると、同日の午後、ドローンが本土を出発し淡島に着陸。着陸後は自動で荷物を切り離し、自動で本土に帰還する。粟島に到着した荷物は、島側のスタッフが注文者の自宅まで届ける、という流れだ。

このサービスにより、離島住民の買い物における不便の解消を目指す。運行は、悪天候時をのぞいて原則毎日行う予定だ。

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