行政専用「LoGoチャット」大阪府内23自治体に導入 行政DX推進へ

トラストバンクが提供する、自治体の総合行政ネットワーク(LGWAN)とインターネットで使える行政専用ビジネスチャット「LoGoチャット」(月刊事業構想2020年8月号参照)を、大阪府が設立・運営する「大阪市町村スマートシティ推進連絡会議」が共同調達し、府と22市町への導入が決定した。2021年4月27日に発表した。5月1日から順次、各自治体で利用を開始する。

LoGoチャットは、2019年にリリースした国内初の行政専用チャットツールで、自治体職員はPCなどに入れたチャットで、庁内や他自治体の職員とメッセージや画像、ファイルの送受信のほか、日程調整やアンケートを取ることができるようになる。電話やメール、紙よりもコミュニケーションが効率化・強化されるほか、全国の職員とワクチン接種など100超のテーマで交流できるユーザーグループがあり、他自治体と課題や知見をシェアすることができる。

今後もトラストバンクは、自治体単体での調達だけでなく、共同調達による導入地域を広げ、LoGoチャットを使う自治体の利便性を高めていく予定だ。

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