東芝テック レジ業務無人化の実用化に向けたDX実証実験に参加

東芝テックは、エイチ・ツー・オー リテイリング(大阪市北区)および出資先であるIMAGR Holdings Limited(月刊事業構想2019年1月号参照)とともに、画像認識AIカートシステムを活用したレジ業務無人化に向けた実証実験に参加する。2021年4月12日に発表した。

実証実験では、東芝テックの量販店POSシステムにIMAGR社のAIカートシステムを連携させた会計システムを構築する。買い物客がカートに入れた商品について、バーコードスキャンをすることなく画像認識技術により商品認識を行い、システムと連携した商品名と価格をIMAGR社開発のスマートフォンアプリに表示、チェックアウトできるシステムの有効性を検証する。実施店舗は大阪市北区の、阪急オアシス中之島店。

東芝テックでは、これまで培ったPOSシステムの技術と、AIの活用などの技術を組み合わせた新たなソリューションを創造し、小売業界の課題解決を目指し、DXを推進していく考えだ。

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