コークッキング 直売所の売れ残りを東上線で輸送、池袋で販売へ

コークッキング(埼玉県東松山市)と東武鉄道、東松山市、JA埼玉中央、東松山生産者直売組合は、食品ロス解消のため連携し、東松山市の直売所で売れ残った農産物を池袋駅まで鉄道輸送し特別価格で販売する「TABETE レスキュー直売所」の実証実験を実施する。実験の期間は、2021年3月18日から3月31日まで。

JA埼玉中央の東松山農産物直売所「いなほてらす」が16時に閉店した後、当日売れ残った農産物をコークッキングが買い取り、東上線森林公園駅から列車に積み込み池袋駅まで輸送。18時から、池袋駅構内のイベントスペースに開設した「TABETEレスキュー直売所」で農産物を特別価格で販売する。

コークッキングは、フードシェアリングサービス「TABETE(タべテ)」を運営している企業(月刊事業構想2020年3月号参照)。飲食店で余った食事を、テイクアウトで「レスキュー」するプラットフォームをつくり、フードロスを減らす事業を実施している。2020年7月に東松山起業家サポート投資事業有限責任組合の出資を受け、本店を埼玉県東松山市に移転した。

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