「食」特化型事業承継のまん福HD シリーズCで35億円調達

食に特化した事業承継プラットフォーム事業を展開するまん福ホールディングス(東京都千代田区)は2026年1月15日、シリーズC ファイナルラウンドにおいて、B Dash Ventures、楽天グループのCVCである楽天キャピタル、その他複数の投資家を引受先とした第三者割当増資を実施し、シリーズC総額で約35億円を調達したと発表した。これにより、同社の累計資金調達額は約57億円を突破した。

まん福ホールディングスは、後継者不在の中小企業が数多く存在する食の領域に特化し、「暖簾と雇用を未来へつなぐ」事業承継モデルを展開している。2021年の創業から約4年半で国内外14社を承継し、グループ売上は年商約110億円、従業員数は約1800名に成長した。今回調達した資金は、国内外既存子会社14社への成長投資・収益性改善、全国での事業承継ロールアップの加速、持続成長を支えるホールディングス基盤の高度化に重点投資する。

同社は肉・魚・弁当・外食などの「食の川上〜川下」をつなぐ企業を承継し、事業特性ごとに「北海道寿司共和国」「静岡/神奈川魚共和国」「南関東肉共和国」「熊本肉共和国」という 4つの「エリア共和国」を形成。各エリア内で原料調達・加工・販売・店舗運営を連携させることで物流効率や仕入力を改善し、食バリューチェーン再構築による独自の事業モデル「ロールアップ×エリア共和国」を推進してきた。今後は、既存エリアの拡大に加え、新たなエリアでの共和国形成により、「相互連携する食の事業承継プラットフォーム」の基盤をさらに強化していく。