能登SDGsラボがプロジェクト研究開始へ 珠洲市で実証も計画

能登SDGsラボが主催し、事業構想大学院大学 事業構想研究所が運営する「能登SDGs新事業プロジェクト研究」が2021年6月に始まる。このプロジェクトは、参加者が構想案、シミュレーション、リサーチ、計画、投資側とのコミットメントなどを研究しながら、アウトプットとして事業構想計画を作成することを目標としている。座学研修とは異なり、研究会を通じて自身のアイデアを事業構想計画としてまとめ、事業を実現することを目指したものだ。

担当教員は、事業構想大学院大学教授でエアアジア・ジャパン前会長の井出隆司氏。プロジェクト研究では、構想計画の作成だけでなく、事業の実装に向け、能登半島の最先端に位置する珠洲市をフィールドとした実証実験の実施も想定している。

能登SDGsラボは、石川県珠洲市が内閣府から「SDGs未来都市」に選定されたことを受けて2018年10月に開設された、持続可能な地域振興を推進するチャレンジ拠点だ。なお同プログラムは、珠洲市への企業版ふるさと納税を財源に開催される計画だ。

研究会の開始に先立ち、2月19日、26日にオンライン説明会を開催する。事前登録制で参加は無料。詳細はこちら

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