経産省ヘルスケアビジコン 2021「ころやわ」がグランプリ

2021年2月1日、経済産業省は、「ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト(JHeC)2021」のグランプリを発表した。

このコンテストは、次世代のヘルスケア産業の担い手を発掘・育成するため、新たなビジネス創造にチャレンジする企業を表彰するものだ。6回目の開催となる今回は、127のサポート団体が参加した。アイデアコンテスト部門では、ファイナリスト5名が、ビジネスコンテスト部門では、6社が公開プレゼンテーションにて最終審査を行った。

ビジネスコンテスト部門グランプリは、Magic Shields 代表取締役 下村明司氏の「高齢者の転倒による骨折を防ぐための、転んだときだけ柔らかい床『ころやわ』(月刊事業構想2021年3月号参照)」が獲得した。

また同部門優秀賞は、OUI代表取締役/特任講師 清水映輔氏の「SmartEyeCameraによる眼科診断AIと遠隔診療を活用した新しい眼科診療モデルの構築」、ファストドクター 代表取締役・医師の菊池亮氏の「2025年を展望した地域医療体制〜救急往診チームの可能性〜」などが受賞している。

アイデアコンテスト部門グランプリは、竹内雅樹氏の「失われた声を取り戻すデバイスSyrinx」が、同部門優秀賞は「3Dプリント可能な人工呼吸器開発プロジェクトCOVIDVENTILATORプロジェクト」を提案した石北直之氏、「ウィズコロナ時代でも陽圧呼吸療法ができるパーソナル陰圧マスク:CoroPAP」を提案した重城健太郎氏ほか2人が獲得した。

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