Maas Global、三井不動産 移動サービスと不動産の融合を開始

フィンランドのMaaSオペレーターであるMaas Global社と三井不動産は、モビリティサービスを不動産と融合させる共同プロジェクトを日本において開始する。2020年12月18日に発表した。

同プロジェクトは、不動産と交通サービスを組み合わせることで生じる事業機会に挑戦するものだ。日々の生活における移動ニーズに対して、使い勝手の良いモビリティをサブスクリプションの形で提供することを目指す。

実証実験として、千葉県柏市柏の葉および東京エリアの複数の三井不動産のマンションを対象に、MaaS Globalのモバイルアプリ「Whim(ウィム)」を使用し、人々がどのように異なる交通モードを利用するかについて知見を集める。「Whim」は、1つのアプリでバイクシェア、バス、カーシェア、タクシーなどの交通手段を簡単に利用できるもの。これらの交通サービスを、ドコモ・バイクシェア、東武バスイースト、三井不動産リアルティ等を通じて提供し、交通経路検索システムはヴァル研究所、カスタマーケアではアディッシュプラスと連携する。

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