Japan Branding Awards 2020 日立、クラシエ他が受賞

インターブランドジャパン(東京都渋谷区)は、Japan Branding Awardsの第3回となる2020年度の受賞ブランドを2020年12月16日に発表した。このアワードは、優れたブランディングを実行している組織(企業・団体、事業、製品・サービス)を表彰するものだ(関連記事)。

Best of the Best(受賞ブランドの中で総合的に、特に優れた取り組み) Hitachi (日立製作所)
mä & më Latte (クラシエホームプロダクツ)
Winners(応募ブランドの中で優れた取り組み) DAIKIN(ダイキン工業)
kikkoman(キッコーマン)
こだわり酒場のレモンサワー (サントリースピリッツ)
TBS (TBSホールディングス)
Yamaha (ヤマハ)
Rising Stars(ブランディングを通じて著しい成長を収め、卓越したオリジナリティのある取り組み) KIRIN naturals(キリンビバレッジ)
WORKMAN Plus (ワークマン)

Rising Stars賞を受賞した「KIRIN naturals」は、事業構想大学院大学修了生の修了生 上野健史氏(東京校4期生・キリンビバレッジ)が担当する事業。

同事業は、上野氏が在学時に構想の芽を生み出し、企業内新規事業として形にした事業(月刊事業構想2019年3月号参照)。「KIRIN naturals」は、オフィスの健康課題を解決する目的で、現代生活で不足しがちな野菜や果実を手軽に摂取できるスムージー等を提供する。2017年首都圏からスタートし、全国へ展開を広げる中で、導入企業数は2018年に対前年比で135%、2019年の対前年比は528%と継続伸長した。

受賞に際しては、「その全ての活動が、お客様視点を起点としたブランドコンセプトに紐付いており、その結果コロナ禍という想定外の環境変化に対しても、ブレずに迅速な適応を可能になった」と高い評価を受けた。

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