インターブランド 国内のブランディング活動を表彰

インターブランドジャパン(東京都渋谷区)は、2018年11月22日、初めての取組として「Japan Branding Awards 2018」受賞ブランドを発表した。優れたブランディング活動を実行している組織を評価し、その活動内容を紹介、社会に広く共有することで、ブランド戦略を展開する企業・団体の成長を支援することを目的としている。

これまでも、ブランドそのものに対する表彰やランク付けは行われてきたが、ブランドを確立し、社会から高い評価を得るためのブランディング活動に対する賞はなかった。「賞を通じて、ブランディング活動に対する日本社会の認知度を上げていきます。ブランドの価値が企業の成長にいかに貢献しているかに基づき、受賞ブランドを選定しました」と、インターブランドジャパン社長の並木将仁氏は話した。

1回目の受賞企業は、3カテゴリー10社となった(下表参照)。賞の選考の対象となったのは2015年4月から2018年月までのブランディング活動で、審査委員長は並木氏で、副審査委員長は一橋大学大学院経営管理研究科教授の阿久津聡氏、事業構想大学院大学学長の田中里沙氏が務めた。

Best of the Best
受賞企業の中で特に優れた取り組み
茅乃舎(久原本家)
matsukiyo(マツモトキヨシホールディングス)
Panasonic(パナソニック)
Suntory(サントリーホールディングス)
Winners
応募企業の中で優れた取り組み
BANDAI NAMCO Entertainment(バンダイナムコエンターテインメント)
Daiwa House Group(大和ハウス工業)
Yamaha Motor(ヤマハ発動機)
YOKOGAWA(横河電機)
Rising Stars
特徴的な活動で成果を出した取り組み
B.LEAGUE(ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ)
一風堂(力の源ホールディングス)

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