燕三条「工場の祭典」 ものづくり風景をオンラインで配信

2020年10月1日、「燕三条 工場の祭典」実行委員会は、新潟県燕三条および周辺地域のKOUBAの様子、ものづくりの現場の製造風景などをオンラインで配信するイベント「LIVE!KOUBA-燕三条 動画と配信-」を行うことを発表した。

燕三条地域は、刃物や金属洋食器などの金属製品を中心に多種多様な製品を作り出す、世界有数の「ものづくりのまち」として知られている。(月刊事業構想2019年10月号参照

同地域では「燕三条 工場の祭典」として、2013年よりものづくりの現場を見学・体験できるイベントを開催してきた。今年は新型コロナウイルスの影響を鑑みて、実地での開催を見送る代わりに、動画配信イベントを行う。

発信内容は日毎に異なり、「和釘」「塗装」「研磨・絞り」「食器」などの23のカテゴリーを、朝は動画、午後はライブ配信する。また、燕三条の400年に及ぶものづくりの変遷を紹介する年表をウェブサイトで公開し、映像と合わせて見ることで、より深く燕三条を理解することができる。

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