ファミリーマート、ユーグレナ コンビニ配送にバイオ燃料を活用へ

ファミリーマート(東京都港区)とユーグレナ(東京都港区、月刊事業構想2019年1月号参照)は、ファミリーマートの使用済食用油を原料の一部として活用した「ユーグレナバイオディーゼル燃料」をファミリーマートの配送車両に使用する取り組みを共同で実施する。2020年7月31日に発表した。

ユーグレナは2018年10月末、横浜市鶴見区に日本初のバイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラントを竣工し、「ユーグレナバイオディーゼル燃料」を製造している。

共同で取り組む内容は、ファミリーマート横浜市内の一部店舗(鶴見中央4丁店、横浜神ノ木町店)で使用した食用油を、ユーグレナのバイオ燃料の原料の一部として再利用することと、ファミリーマートの横浜市内の配送車両(1台)で、「ユーグレナバイオディーゼル燃料」を使用し走行すること。

両社は2014年から、共同でユーグレナを用いた食品の開発を実施してきた。今回の取組で、協力範囲をバイオ燃料の利活用へと拡大する。

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