アクセルマーク 自治体向け積雪深自動モニタリングシステムを販売
2020年7月10日、アクセルマーク(東京都中野区)は、除雪の効率化を目的としたIoTセンサーを用いた積雪深自動モニタリングサービス「YUKIMI」の自治体向け商用サービスを今冬より開始することを発表した。このサービスはMomo(兵庫県神戸市、月刊事業構想2019年9月号参照)と共同で開発したものだ。
「YUKIMI」は「積雪深センサー」と「データ閲覧システム」が一体となったモニタリングシステム。人口減少や高齢化に伴う人手不足、天候の急激な変化に対応するため、より効率的でリアルタイム性の高い積雪量の確認手段として開発された。センサー設置地点の積雪状況を24時間リアルタイムに可視化し、パソコンやスマートフォンからいつでも積雪状況が確認できる。
2019年度に全国30自治体で大規模実証実験を行い得た知見を元に、課題を解決する手段を確立し、商用サービスの開始に至った。100を超える自治体から資料請求や問い合わせを受けており、正式な商用サービス以外で、小ロットで積雪深センサーと閲覧システムの一式をテスト導入できる有償実証実験プラン(税抜45万円/シーズン)の提供も決定した。