東京建物とXTech 新オフィスの入居者新規募集を開始

東京建物(東京都中央区、月刊事業構想2019年5月号参照)は、XTech(東京都中央区)と運営してきたスタートアップスタジオ「xBridge-Tokyo(クロスブリッジトウキョウ)」を移転し、新オフィスの入居者の新規募集を開始した。また、他拠点にて、新たなスタートアップ向け内装・什器付きオフィス「xBridge-Tokyo Next(クロスブリッジトウキョウネクスト)」を開業し、運営を開始した。2020年6月15日に発表した。

「xBridge-Tokyo」は、2018年4月に東京建物本社ビル内でスタートした施設。約2年間で累計30社が入居し、入居スタートアップの累計資金調達額は19億円を超え、短時間での急成長を実現している。xBridge-Tokyoの移転に伴い、2020年3月末時点で入居している全ての企業が卒業した。その7割以上は、八重洲・日本橋・京橋エリアなど東東京エリアで事業を続けている。

今回の移転に伴い、開設以降、同施設で成長したXTechグループ各社が多様なサービスを新たに提供するほか、3社のベンチャーキャピタルもメンターとして加わる。さらに、withコロナ・afterコロナを見据えた支援として、リモートワークに対応した郵便転送サービスも開始する。

また、新たにオープンする「xBridge-Tokyo Next」は、スタートアップがオフィスに入居する際にかかる各種負担を軽減するため、「内装・什器付」・「敷金1カ月」「水光熱費込み」が特徴のオフィス。2020年4月より京橋に開設している。

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