GROUND、日本ユニシス 物流エコシステムの事業を共同で立ち上げへ

2020年6月4日、GROUND(東京都江東区、月刊事業構想2019年8月号参照)と日本ユニシス(東京都江東区)は、物流エコシステム共同事業の立ち上げに合意したことを発表した。合意に先立ち、GROUNDは日本ユニシスから約2億円の資金調達を実施した。

GROUNDは物流領域におけるテクノロジー「LogiTech」に基づく物流ソリューションを提供する企業。新型コロナウイルス感染症の影響で、ECや物流への需要が拡大し、その重要性が改めて注目された。一方で、ニーズの高度化・多様化、人件費や運送費、稼働管理といった課題も浮き彫りとなった。これらの課題解決に、両社の強みとノウハウをかけ合わせ、先端テクノロジーを活用した包括的な物流エコシステムの構築を目指す。特に、物流改革において最も難しいとされる物流倉庫内のデータ化・最適化を実現する。

調達した資金は、GROUNDのAI物流ソフトウェア「DyAS」をはじめとするLogiTechソリューション事業の拡大・加速と、次世代型物流プラットフォームの実現に充てる。

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