シスメックス、オプティム 医療DXの活用へ合弁会社を設立

シスメックスとオプティム(月刊事業構想2019年1月号参照)は合弁会社「ディピューラメディカルソリューションズ」を設立した。2020年6月1日に発表した。新設した合弁会社では、デジタル医療に関するオープンプラットフォームとアプリケーションを活用したソリューションサービスの企画、開発、運営を担う。

両社は次世代の医療・診断を支えるデジタル医療の事業化加速を目的とした包括的な業務提携を2019年2月に合意し、取り組んできた。合弁会社の事業のコアとなる「医療用AI・IoTプラットフォーム」はオープンプラットフォームであり、多様なベンダーやユーザー企業との連携を図るとともに、治療用アプリケーションの開発・搭載を可能としている。また、開発したアプリケーションに対する薬事承認といった許認可取得の支援サービスも提供する。

現在両社は医療用AI・IoTプラットフォームのプロトタイプ開発に着手しており、今後は製薬企業や医療機器メーカーとの協業についても本格的に協議を進めていく考えだ。

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