飲食・小売店DXのナレッジ・マーチャント 7.6億円を調達

店舗マネジメントツール「はたLuck」など、小売・飲食・サービス業の生産性向上を支援するナレッジ・マーチャントワークス(東京都港区、以下KMW)は、シリーズBラウンドで総額7.6億円の第三者割当増資を実施した。2020年5月25日に発表した。これにより累積資金調達総額は約10.3億円になった。

KMWは、小売・飲食など店舗サービス業の課題解決を行うスタートアップ。主力商品の「はたLuck」は、店舗スタッフ向けアプリの提供を通じて、コミュニケーションやモチベーションの向上、業務効率化を目指すものだ。

今回調達した資金は、新型コロナウイルス感染症の流行下で変化を余儀なくされる店舗サービス業の、経営改革ソリューションの開発に投資する。具体的には、「はたLuck」アプリから取得できる店舗内のコミュニケーション・マネージメントデータだけでなく、顧客の購買プロセス、売り場づくり、販売方法などあらゆる情報をデータ化、運動・分析できるようなデータベースプラットフォームを構築していく。

出資者は以下の通り。

・GMO VenturePatners(GMO VenturePartners4投資事業有限責任組合)
・三井不動産(31VENTURES Global Innovation Fund 1号)
・薬王堂
・GYRO HOLDINGS
・ブレインパッド
・ダブルシャープ・パートナーズ(ダブルシャープ・パートナーズ・ファンド1号投資事業組合)
・片山 晃
・武下 真典
・藤野 英人

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