ドコモ、ソニー、エムスリー 協業を検討、VRで入院患者支援へ

NTTドコモ、ソニー、エムスリーの3社は、新型コロナウイルス対策をはじめとする医療機関・患者向けのICT・IoT活用における協業検討を開始した。2020年5月22日に発表した。

ドコモとエムスリーが締結した資本・業務提携契約にもとづき、検討・実施していた協業プロジェクトと、エムスリーとソニーが「新型コロナウイルス・ソニーグローバル支援基金」をきっかけとして開始した新型コロナウイルス感染症対策での協業をもとにしている。医療領域における新たな価値創造を探索する取り組みとして合意した。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、約9割の医療機関が入院患者との面会を制限している。また、現場においても患者との接触回数の軽減を行いながら、健康状態のモニタリングや必要な医療提供を行う必要がある。

このような状況を受け、協業検討の第1弾として、VR・ARなどを活用した入院患者のバーチャル外出支援のトライアルを開始する。

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