植物肉スタートアップのDAIZ 総額6.5億円の資金調達を実施

2020年5月18日、大豆由来の植物肉原料(ミラクルチップ)を開発・製造するスタートアップのDAIZ(熊本県熊本市、関連記事)は、シリーズAで総額6.5億円の資金調達を実施したことを発表した。これにより、累計調達額は12億円となった。

今回調達した資金は、DAIZの植物肉の生産体制の拡大と、研究開発の強化に使用する。DAIZは今後、植物肉原料を提供するサプライヤーとして、大手食品メーカーや小売・流通企業への販売を主軸とし、さらにグローバル展開も見据えていく。

また、2021年に熊本県内に国内最大級の植物肉工場建設を計画しており、2020年内にシリーズBラウンドの資金調達を実施予定だ。東京証券取引所マザーズ市場への早期株主公開も目指している。

今回の資金調達の、主な引受先は以下の通り。

・農林漁業成長産業化支援機構(A-FIVE)
・三菱UFJキャピタル7号投資事業有限責任組合(三菱UFJキャピタル)
・OCP1号投資事業有限責任組合(岡三キャピタルパートナーズ)
・ニチレイフーズ
・果実堂

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