電話営業の解析AI提供するレブコム 8億円を資金調達

2020年5月11日、RevComm(東京都渋谷区、以下レブコム)は、WiL、LLCが運営するWiL Fund Ⅱ,L.P.をリード投資家としたシリーズA資金調達のファーストクローズで8億円を調達したことを発表した。

新株予約権での投資を実施していたPERSOL INNOVATION FUND、エン・ジャパン、ブイキューブも株主に加わることとなる。

レブコムはクラウドベースのAI音声解析のためのソフトウェア、データベース開発を行う企業。法人向けサービスの第1弾として、電話営業を可視化するAI搭載型クラウドIP電話「MiiTel(ミーテル)」を提供している。ミーテルは、通話内容をAIがリアルタイムで解析し、フィードバックと全文文字起こしをするため、担当者が何を話していたかや、成約失注の理由が分からない、といった電話営業の「ブラックボックス問題」を解消することができる。また、固定電話不要のIP電話で活動内容が簡単に把握できるため、リモートワーク環境にも適している。

今回調達した資金は、ミーテルのサービス品質向上や、新サービスの研究開発、海外進出、組織基盤強化の事業投資など、幅広く充当する考えだ。

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