百年永続企業の秘訣を探る 「SDGs経営」第5弾を発売

事業構想大学院大学(東京都港区)と日本ビジネス出版(同)は2020年2月25日、SDGsに取り組むビジネスパーソンのための雑誌「SDGs経営 Vol.5 -永続する企業」を発売した。

企業を持続可能な組織にすることは、多くの経営者にとって最も重要な経営課題のひとつ。企業には事業での収益と社会貢献との合致がこれまで以上に求められるようになり、経営はより複雑さを増している。一方で、日本は世界でも突出して長寿企業が多い。創業100周年を迎える企業が毎年1000社以上誕生しており、これらの企業から学べることも多くあると考えられる。

今号の大特集「永続する企業」では、時代の荒波を越えて続く企業・組織に必要な要素は何か、さまざまな企業のトップへのインタビューを通じて探る。

◆大特集「永続する企業」のポイント
創業から100年を超える企業を中心に、各社経営トップへ、次の100年を見据えたビジョンをインタビュー。
掲載企業は住友商事、日立製作所、東京ガス、ポーラ、大川印刷、新政酒造、KLMオランダ航空、リオ ティント ジャパン(掲載順)。
業種や規模もさまざまな企業トップの現状認識や未来に向けた戦略・取り組みについて伺った。

分野別特集は「ゴール12:つくる責任 つかう責任」
ファッション・アパレル業界の現状と課題
SDGsの各ゴールに着目する『分野別特集』では、ゴール12「つくる責任 つかう責任」にフォーカスし、石油産業に次ぎ、環境負荷の高い産業であると指摘されるファッション・アパレル産業のSDGsへの取り組みの現状と課題をレポートする。

地域特集は「鎌倉」 サステナブルを目指すまちの姿に迫る
2018年度SDGs未来都市に選定され、自然保護などに関する市民活動も盛んな同市に注目。鎌倉市長の松尾崇氏ほか、「鳩サブレー」でおなじみの豊島屋やカヤック、鎌倉投信へインタビューを行い、官民双方でサステナブルを目指すまちの姿に迫る。

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既刊の書籍『SDGsの基礎』『SDGsの実践 自治体・地域活性化編』も併せて読んでおきたい。
▼『SDGsの基礎』
なぜ、「新事業の開発」や「企業価値の向上」につながるのか?
・Amazonランキング 「社会と文化」第1位(2018年9月17日調べ)
・丸善丸の内店ビジネス書部門 第1位(2018年12月6日~12日調べ)
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▼『SDGsの実践 自治体・地域活性化編』
持続可能な地域社会の実現に向けて、地域の活性化になぜSDGsが重要なのか?
・Amazonランキング「地域開発」「地方自治」「社会と文化」第1位(2019年5月7日調べ)
・丸善丸の内店 ビジネス書部門 第1位(2019年5月9日~15日調べ)
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「SDGs」とは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、「エス・ディー・ジーズ」と読む。2015年9月の国連サミットで採択され、国連加盟193カ国が2030年までの15年間で達成するために掲げた17の大きな目標と、それらを達成するための具体的な169のターゲットで構成されている。

▼SDGs総研
本学では附属研究機関である「SDGs総研」にて、企業におけるSDGsの実践のための研究・評価・教育を行っている。
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