教育図書、高田織物 畳縁を使った家庭科教材を開発

教育図書(東京都千代田区)は、学校用の被服実習教材を高田織物(岡山県倉敷市、月刊事業構想2019年2月号参照)と共同開発した。2020年2月6日に発表した。国内シェアトップの高田織物が生産している畳縁(たたみべり)を活用したもの。

畳縁は強度のある糸で細長く織ったリボン状の布。様々なデザインがあり、端の始末が不要で、生地の目が大きいので初心者でも縫いやすいことから、手芸材料として注目されている。今回開発した教材は、教育現場のニーズに合わせて3種類から選べるようにした。ペンケース、カードケースやコースター、小物入れを制作できる。

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