無印良品 青果を全国30店舗で発売開始 第一弾は不揃いりんご

無印良品を展開する良品計画(東京都豊島区、月刊事業構想2020年1月号参照)は、無印良品銀座や、無印良品京都山科といった一部の店舗のみでしか取り扱っていなかった青果の販売を全国に拡大する。2019年12月13日に発表した。

第一弾は「成田農園の不揃いりんご」。12月14日より、全国の無印良品30店舗で発売を始める。1つ税込99円で、なくなり次第終了となる。このりんごは、青森県弘前市の成田農園で収穫されたもの。この取組の狙いは、食品の生産者と都市生活者の距離を縮めることだ。このため、産地の状況を、商品とともに店頭やWEB上で伝えていく予定。無印良品は今後も、一般の規格から外れた青果の販売を年間を通じて展開し、「おいしい」の価値の見直しや、無理・無駄の排除に努めていく考えだ。

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