三菱地所と電通国際情報サービス FINOLABを法人化

2019年7月11日、三菱地所と電通国際情報サービス(ISID)は、2016年2月から共同で運営をしてきたFINOLAB(月刊事業構想2018年12月号参照)を法人化し、「株式会社FINOLAB」を設立したことを発表した。

FINOLABはフィンテックのビジネスエコシステム構築を目的に設立された、インキュベーションスペース。日本の金融の中心地である東京・大手町に位置し、フィンテック・スタートアップにオフィススペースだけでなく、専門家による助言や、イベントを通じた出会いのきっかけなどを提供している。

今回の法人化は、国内の更なるフィンテック市場拡大を目指したもの。グローバル動向の中で遅れがちな日本のフィンテック市場の発展を加速させるべく、新規事業創出に取り組む。

FINOLABは今後、従来の運営の強化や、オンライン環境と施設を融合した事業創出基盤「FINOLAB SANDBOX」の構築などを予定している。また、フィンテック・スタートアップの最新サービスを導入し、評価することでサービスを世に送り出す起点となるための体制を整える。

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