兼松 ベンチャーの発掘と育成でウエルインベストメントと業務提携

兼松とウエルインベストメント(東京都新宿区)は2019年6月17日、業務提携したと発表した。有望な技術やビジネスモデルをもつ国内外のベンチャー企業を発掘し、育成する体制を強化することを目的としたものだ。

ウエルインベストメントは、早稲田大学アントレプレヌール研究会を母体に1998年に設立されたベンチャーキャピタル。早稲田大、東京大学、京都大学、スタンフォード大学などの研究シーズを早期に発見し、投資・育成した実績を持っている。業務提携により、兼松の営業基盤とウエルインベストメントのベンチャー投資基盤を連携させる。特に、宇宙やAI、合成生物学、量子技術など、基礎研究によるイノベーションが新産業の創出や既存産業の革新を起こし、かつ持続的に経済を成長させると期待される領域に重点を置く計画だ。

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