文化庁メディア芸術祭 お台場で受賞作の展示を開始

第22回文化庁メディア芸術祭受賞作品展が2019年6月1日から16日まで、東京・お台場の日本科学未来館などで開催されている。文化庁メディア芸術祭は、アート、エンタテイメント、アニメーション、マンガの4部門で最新の優れた作品を選び、その鑑賞の機会を一般に提供するもの。入場料は無料。

アート部門の大賞は、古舘健氏のサウンドインスタレーション「Pulses/Grains/Moire」が受賞した。エンターテイメント部門の大賞は「チコちゃんに叱られる!」、アニメーション部門の大賞はフランスBoris Labbe氏の「La Chute」、マンガ部門の大賞は韓国Boichi氏の「ORIGIN」が受賞した。ORIGINは、2048年の東京で、高性能のAIを搭載した人間そっくりのロボットが戦う舞台にしたアクションコミック。Boichi氏は「AIが人間と社会の中で生きていくために、何が必要なのかをゼロから考えてみたかった」と説明した。

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Labbe氏、古舘氏、Boichi氏、功労賞受賞者の小池一子氏、チコちゃん