研究データの利活用を議論 Japan Open Science Summit 2019を開催

オープンサイエンスをテーマとした日本最大のカンファレンス「Japan Open Science Summit 2019(JOSS2019)」が、東京・一ツ橋の学術総合センターで2019年5月27日、28日に開催された。

Japan Open Science Summit (JOSS) は、オープンサイエンスに関わるステークホルダー相互の連携を高める場として、2018年に立ち上げられたイベントだ。第2回目となる今回は日本学術会議・内閣府の後援を受け、大学で公開されている研究データの公的セクターにおける利活用や、それを用いた企業との連携事例、市民の科学への参画、および資金調達など、7つのテーマに沿って活発な議論が行われた。

各学術研究分野の研究者、大学図書館員やリサーチ・アドミニストレータ(URA)などの研究支援者、情報技術インフラの研究開発者に加え、政策立案者や企業・NPO関係者、さらに市民科学者などによる、様々な視点からのセッションが行われ、熱気にあふれた2日間となった。

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