VCがスタートアップ経営陣向けに人間ドック割引プランを提供開始

Coral Capital(東京都千代田区)は、クリニックチェーンの経営支援を行うCAPS(東京都港区)とその支援先である医療法人ナイズと提携し、ファンドの投資先スタートアップ企業の創業者・経営陣向けに人間ドックの格安プログラムを提供する。2019年4月17日に発表した。

Coral Capitalと、500 Startups Japanの投資先の起業家は、ナイズが運営するキャップス健診クリニック紀尾井町において、人間ドックを通常よりも大幅に安く受診できる。さらに、健診受診後には、CAPSが運営する24時間フィットネスクラブ「データフィットネス六本木」も特別料金で利用できるようになる。

起業家は労働時間が長くなりがちな上、強い精神的ストレスにさらされる。さらに、創業期のスタートアップの多くが役員報酬を低めに設定していることから、高額な人間ドックを利用することは難しい。そこで今回、VCが主導する形で、起業家の健康を守る取り組みを開始した。

Coral Capitalは、米国のベンチャーキャピタル500 Startupsの日本向けファンド、500 Startups Japanを立ち上げたチームにより、2019年2月に設立された。キャップス健診クリニック紀尾井町は、2018年12月にナイズが開設した都市型健診クリニックだ。

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