東京メトロ ベンチャーに初の直接投資 スペースマーケットへ

東京メトロとスペースマーケット(東京都新宿区)は、2019年4月11日、資本業務提携を発表した。東京メトロがスタートアップに直接、出資するのは今回が初めて。

スペースマーケットは、イベントスペースや会議室などを貸し借りできるプラットフォームを運営している企業(月刊事業構想2016年10月号参照)。東京メトロとの協業の第1弾として、千代田線綾瀬駅から徒歩2分の高架下にシェアリングスペースを開設する。これはハウスプラザ(東京都足立区)が運営する「むすべやメトロ綾瀬」で、内装に鉄道車両部品などを活用しており、パーティーや会議などに利用可能だ。

今回の提携で、東京メトロの保有する物件やスペースを「時間貸し」で有効活用する。東京メトロにとっては、沿線地域の活性化や、東京の魅力・活力の共創につなげる狙いがある。

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