薬剤師支援ツールのカケハシが受賞 経産省のヘルスケアビジコン

経済産業省が2019年1月30日に開催したジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト2019で、カケハシ(東京都中央区)がビジネスコンテスト部門のグランプリを受賞した。

カケハシは、タブレットを用いて服薬指導ができる電子薬歴システム「Musubi」や、薬局向けのサポートを提供している企業だ。同日、代表取締役CEOの中尾豊氏が公開プレゼンテーションを行い、ファイナリスト7社の中からグランプリに選ばれた。

その他、ビジネスコンテスト部門の優秀賞を受賞した企業は以下の通り。また経産省は、ヘルスケア分野のベンチャー企業に対する支援関連施策を集約し、ワンストップ相談窓口「Healthcare Innovation Hub(イノハブ)」を2019年4月に立ち上げると発表した。イノハブでは、ヘルスケアベンチャーに限らず、多様なスタートアップ企業等からの相談を受け付ける。

社名 代表者名 事業概要
ウェルモ 代表取締役CEO 鹿野 佑介 人工知能と介護サービス情報プラットフォームを融合したケアマネジメントシステム開発事業
T-ICU 代表取締役 中西 智之 集中治療専門医集団による病院向け遠隔集中治療支援サービス(Tele-ICU)
NeU 代表取締役CEO 長谷川 清 人生百年時代を拓く"脳機能維持"のための未病ソリューション
ニューロスペース 代表取締役CEO 小林 孝徳 国内初「日中の眠気の改善・マネジメント」で企業成長を支援!組織と個人を両面から支援する「唯一無二のハイブリッド式睡眠改善プログラム」
リモハブ 代表取締役社長 谷口 達典 自宅でできる!遠隔管理型心臓リハビリテーションシステム「リモハブ」

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