丸紅、ZMP 空港内で自動運転サービス 合弁会社設立

丸紅とZMP(東京都文京区、月刊事業構想2017年9月号参照)は、空港制限区域内への自動運転サービス事業化に向け、合弁会社AIROを設立した。2918年12月7日に発表した。

空港制限区域では、飛行機の乗客・乗員を輸送するバスや、貨物を運ぶトラックが走っている。丸紅は、空港サービスの受託ビジネスを、子会社のスイスポートジャパンを通じて提供しており、制限区域内での人・貨物輸送のノウハウを持つ。

丸紅と、自動運転技術・車両を開発しているベンチャー企業のZMPとの連携は、ドライバー不足に対処するためのものだ。国土交通省でも、空港の労働力不足に対応するため、2018年6月に「空港制限区域内の自動走行に係る実証実験」を公募。丸紅とZMPは、2018年9月に実証実験実施者に選定されている。AIROは、事業活動の一環として、空港制限区域内における乗客・乗員の輸送を想定した実証実験を、成田空港と中部国際空港で実施する予定だ。

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