FullDepth 茨城県のダムを水中ドローンで点検

FullDepth(茨城県つくば市、月刊事業構想2018年11月号参照)は、自社開発の水中ドローン「FullDepth DiveUnit300」(ROV)によるダム点検の実証試験を、茨城県高萩市の花貫ダムで実施したと2018年12月4日に発表した。

11月8日に実施したもので、茨城県による「いばらきロボット実証試験・実用化支援事業」の一環。FullDepth社のドローンを用いて、花貫ダム上流側壁面を網羅的に撮影することに成功した。これまではダイバーが目視で点検していたため、限られた潜水時間の中、ピンポイントで検査を行っていた。持ち運び可能な水中ドローンを使うことで、ダムのメンテナンスを的確に、かつ低コストに実施できることが期待される。

Full Deapth高萩.jpg