無料送金アプリpring IPO視野に事業拡大へ

無料送金アプリ「プリン」を提供するpring(東京都港区)は、2018年11月5日、第三者割当増資で12.8億円を調達したと発表した。これにより、メタップス(月刊事業構想2015年4月号参照)の連結子会社から持分法適用会社となり、IPOを視野に入れた事業拡大を加速させる方針だ。

プリンは、アプリと銀行口座を紐づけることで、個人間の送金や、加盟店での支払い、企業から個人への送金が簡単にできる。店舗が負担する決済手数料は、一律0.95%と、クレジットカードに比べ低い。

今回のシリーズA第三者割当増資には、日本瓦斯、SBIインベストメント、伊藤忠商事など複数の事業会社やベンチャーキャピタルが参加した。調達した資金は、プリンの開発と、外部との事業連携、人材獲得などに用いる。

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