海上モビリティ開発目指すスタートアップが資金調達

scheme verge(スキームヴァージ、東京都文京区)は、2018年10月23日、第三者割当増資による資金調達を実施したと発表した。同社は7月に設立された企業で、観光客向けのスマートフォンを使った交通関連サービスを開発している。

ソフトバンクグループのディープコアおよび、真鍋康正氏(月刊事業構想2018年9月号参照)らから資金を調達した。香川県をはじめとする瀬戸内海地域で、海上モビリティで島や半島を繋ぐ。外国人観光客が多く訪れる瀬戸内国際芸術祭をターゲットに、地域全体の交通の便を向上するインフラを実現することが目標だ。

調達した資金は、現地の観光事業者・交通事業者と連携したカスタマー向けアプリケーションの開発に用いる。現地の交通事業者と協力して、実際の船舶を用いた実証実験も実施する予定だ。

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