ハレガケ、凸版印刷ほか 和歌山城を舞台にした謎解きゲームを制作

ハレガケ(東京都豊島区)と凸版印刷は、和歌山城と和歌山公園で、和歌山市が主催して2018年10月20日から12月28日まで開催されるリアル謎解きゲーム「築城の影に隠された起死回生の秘策」を企画・制作したことを発表した。

このゲームは、1585年の和歌山に城を築城するため、謎解きをするというもの。スマートフォンアプリ「ストリートミュージアム」を使って、特定の場所でスマホを使うことで、謎解きに必要な手掛かりがVRやARで表示される。現存しない城郭などの史跡を、高精細のVRコンテンツで再現し、端末の位置情報と連動して表示させることで、その場所ならではの体験ができるという。

凸版印刷は文化・観光資産のコンテンツを350件以上制作しており(月刊事業構想2018年8月号参照)、2016年9月から、ストリートミュージアムを通じた体験型観光ソフトとしてVR和歌山城を公開していた。今回のイベントは、和歌山城天守閣の再建60周年を記念するものだ。

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