セイノーHD 植物工場事業に進出 新鮮野菜を配送

セイノーホールディングスは、植物工場事業に新規参入することを2018年10月2日に発表した。このため、植物工場事業を実施しているファームシップ(東京都中央区)と包括的業務提携契約を締結する。

輸送事業を実施するセイノーが、栽培から配達まで一括管理することで、消費者により新鮮な野菜を届けることを目指す。ファームシップは、セイノーアクセラレータープログラム2017のファイナリスト。自社の植物工場を運営するほか、パートナー企業と工場を立ち上げた実績もある(関連記事)。

新設する植物工場は、セイノー輸送グループの東海西濃運輸の新事業として立ち上げ、岐阜県内に2階建倉庫を建築し、その2階部分3960平方メートルを植物工場として利用する予定だ。事業のスタートは2019年6月を予定している。

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