教育研修VRベンチャーが資金調達 Tokyo XR Startupsなどから

教育・研修用のヴァーチャルリアリティ(VR)システムやコンテンツ開発に取り組んでいるベンチャー企業のエドガ(江戸川区)は、Tokyo XR Startups(東京都中央区)、ブレイクポイント(東京都中央区)、トレノケート(東京都新宿区)、Psychic VR Lab(東京都新宿区)から1500万円を資金調達したことを2018年7月25日に発表した。

今回調達した資金は、VR技術を活用した教育・研修のシステム・コンテンツ開発体制の強化に用いる。エドガは、VRラーニングによる、より現場に近い環境で効果的なトレーニングの実現を目指している。同時に、個人にあわせた学習ソリューションを提案できるようにすることも視野に入れており、その第一歩として、仮想空間における体験者のリアクションを計測・数値化するサービスの実現を目指す。個人の特性にあわせたコンテンツの提供や、よりその人に向いた仕事を見極める指標に用いるなどの応用を考えている。

エドガに出資したTokyo XR Startupsは、VR技術に関連したベンチャー企業を支援している。ブレイクポイントも起業家の支援企業。トレノケートは企業向け人材育成支援企業で、Psychic VR LabはVRコンテンツ制作プラットフォーム「STYLY」を開発している企業(月刊事業構想2018年8月号参照)。

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