京急 アクセラレータープログラムからQRコード決済の実証実験を開始

京浜急行電鉄は、日本美味(東京都千代田区)と連携し、「日本美味QRコードスマホ決済」「日本美味アプリ」を用いた実証実験を、2018年7月13日から11月30日まで実施する。

羽田空港国際線ターミナル駅にある京急ツーリストインフォメーションセンター(TIC)と、京急の施設内の一部飲食店にQRコードスマホ決済を試験導入し、Alipayほか全15種類の決済を可能にする。また、京急TIC 羽田空港国際線ターミナル駅で乗車券を購入した観光客には、グループ施設内の飲食店で使える「日本美食アプリ」電子クーポンを配布し、沿線への誘客を図る。

実証実験の狙いは、QRコード決済の本格導入のための、利用者数や決済動向データの収集。キャッシュレス決済の有効性を検証するとともに、訪日外国人の回遊促進に関する調査を実施し、今後のビジネスの可能性を探る。

日本美食は、京急が2017年10月に開始した新規事業創出プログラム「KEIKYUアクセラレーター」の採択企業。同アクセラレーターでは7月23日に成果発表会の開催を予定している。

Keikyu_tabi.jpg