OIST ディープコアと連携 AIの社会実装進める

沖縄科学技術大学院大学(OIST、月刊事業構想2018年4月号参照)と、AIに特化したインキュベーターを運営するディープコア(東京都港区)は、連携推進に係わる覚書を締結したことを2018年6月21日に発表した。

両者は、AI分野を中心に、共同プロジェクトや情報連携などを行い、産学連携で先端技術の社会実装を推進する。共同プロジェクトでは、OISTの研究者と、ディープコアが支援するAI技術者、研究者、AI応用分野のビジネス人材や起業家が連携する。双方の知見や事業アイデアを組み合わせ、AIの社会実装を目指す。AI以外の新規技術領域についても連携し、新しい研究・事業領域について検討していく計画だ。

ディープコアは、ソフトバンクの100%子会社で、深層学習分野のAIの若手起業家育成を目指すインキュベータ。2018年夏には、AI技術者や研究者向けのコミュニティ&コワーキングスペース「KERNEL HONGO」をオープンする。また、企業や研究機関と連携した起業家育成のエコシステムを構築するをことを目指している。

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