カルビー 斜里町・JTBと共創し知床ツアー始動、食・農業・観光で地域活性化

カルビーは2026年6月16日、北海道斜里町およびJTBと連携し、食・農業・観光を通じて地域との関わりを深める共創プロジェクトを始動すると発表した。食・農業・観光の融合による新たな地域経済活性化を目的とし、斜里町の基幹産業である農業と観光業の相乗効果を通じて交流人口の拡大に貢献することを目指す。取り組みの一環として、東京から斜里町を旅する3日間の体験型ツアー「カルビー アグリ体験 知床観光ツアー」を2026年9月17日より順次スタートする。

カルビーグループは1975年にポテトチップス市場へ参入し、原料であるばれいしょの安定調達のため北海道にカルビーポテトを設立。生産者と栽培契約を結び、土づくりから取り組んできた。現在は国内ばれいしょの約19%を調達している。日本有数のばれいしょ産地であり世界自然遺産・知床を擁する斜里町とは、2025年1月にしれとこ斜里農業協同組合と冷凍加工施設の建設・運用に向けて基本合意し、2027年度の工場稼働を予定するなど深い関係を築いてきた。今回のプロジェクトは社内の新規事業アイデアコンテストで奨励賞を受賞した提案をもとに約2年で具体化したもので、地域資源を体験価値に変換する企画力と全国ネットワークによる集客力を持つJTBも参画した。

「カルビー アグリ体験 知床観光ツアー」は2泊3日で計3日程を設定し、各日程20名を募集する。知床観光に加え、ばれいしょ生産者の圃場での収穫作業見学や収穫体験、貯蔵庫見学などを通じて産地の現場を間近で体感できる。カルビーは今回の結果を踏まえ、今後は道内の他地域をはじめ、さまざまな産地との連携も視野に、食・農業・観光を通じた地域との新たな価値創造に挑戦していく方針だ。