リタワークス NPO等のファンドレイジングを強化する助成基金を設立

リタワークス(大阪府大阪市)は2023年5月2日、NPO・ソーシャルセクターのファンドレイジングを強化するための助成基金「リタワークス基金」を設立したと発表した。慢性的な資金不足の課題を抱え、「寄付の集め方がわからない」という組織が多いNPO・ソーシャルセクターに向けて、基金を通じて継続的な支援を行っていく。 

リタワークスや病院やNPO向けのITサービスを展開し、2016年からは広報・寄付募集に課題を抱える非営利団体向けに、ファンドレイジング強化と、ホームページや寄付チラシなどのクリエイティブ制作を助成するプログラム「SOCIALSHIP」を行っている。過去7年間で234団体からの応募があり、累計58団体に助成を提供している。

同社は自己資金を活用してNPO・ソーシャルセクターのための新たな基金「リタワークス基金」を3000万円で設立、SOCIALSHIPの採択団体への助成金の提供を行う。10年間で1000万相当の資金提供を行う方針。基金管理は一般財団法人リープ共創基金が担当し、毎年の運用益を助成金原資として充当し、持続可能な助成基金を目指す。

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リタワークス基金