ユーグレナ、鉄道・運輸機構と包括連携 バイオ燃料利用拡大に向け
ユーグレナは、内航船舶や鉄道建設現場におけるバイオ燃料利用の可能性を探るため、鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)と包括連携に関する基本合意書を締結した。2021年7月7日に発表した。
今回の連携を通じて、内航船舶や鉄道建設現場におけるバイオ燃料利用の可能性を探っていく予定だ。内航船舶や鉄道は環境にやさしい交通手段と見なされているが、地球温暖化対策の強化が必要になる中で、この領域でも温室効果ガス排出の一層の削減が求められている。
ユーグレナは、世界で初めてて微細藻類ユーグレナの食用屋外大量培養を実現後、2010年からバイオ燃料の研究を開始した。2020年にバイオディーゼル燃料の供給を開始し、現在ではバス、配送車などでバイオ燃料の導入が拡大している。鉄道・運輸機構は、鉄道建設や船舶共有建造などによる、持続可能で強靱、かつ環境にやさしい交通体系の整備を手掛けている。