Loop容器再利用プラットフォームに味の素、資生堂が参画
味の素は、Loop Japan(月刊事業構想2021年8月号参照)が日本国内で実証実験を進めている、再使用容器を用いた循環型ショッピングプラットフォームであるLoopにブランドパートナー企業として参画し、Loop専用容器入り調味料3製品をLoopのウェブサイトで販売を開始する。2021年7月5日に発表した。また同日、資生堂も自社のスキンケア製品をリユース可能なガラス容器に充填し、Loop専用製品として発売することを発表している。
Loop Japanは、米国発のスタートアップ企業テラサイクルの子会社。専用の再使用容器に入った製品を生活者が購入、利用した後、空になった容器を回収して洗浄殺菌し、新たに中身を詰め直して販売するプラットフォームを運営している。
味の素が発売するのは、主力製品の調味料「ほんだし」、「味の素KKコンソメ」顆粒タイプ、「丸鶏がらスープ」の3製品。2021年8月31日からで、開始当初は東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の5000世帯限定での販売となる。容器の預かり金(デポジット)は200円。
一方の資生堂は、スキンケアブランド「アクアレーベル」の「スペシャルジェルクリームA (オイルイン)」を8月31日から販売する。こちらも商品の代金の他、容器のデポジットとして1000円を徴収する。