大京 分譲マンションの各玄関に設置する宅配ボックスを開発

大京(東京都渋谷区)は、分譲マンションの各玄関に設置する居住者専用宅配ボックス「ライオンズスマートボックス」を開発したことを、2021年10月19日に発表した。2021年10月に着工した物件(東京都葛飾区)に初導入する。

「ライオンズスマートボックス」は、フルタイムシステム(月刊事業構想2020年8月号参照)と共同で開発した宅配ボックス。フルタイムシステムの提携事業者が、専門ICカードを使用して玄関先まで配達物を届けるため、住民はマンションのエントランスまで足を運ぶことなく、また他人と接触せずに自宅玄関で受け取ることができる。

この新しい宅配ボックスは、3つの収納スペースにより、クリーニングや食品など種類の異なる荷物に対応できる。宅配ボックスの最上段には、停電時にも解錠できる防災備蓄品専用の収納数ペースを設け、災害時の在宅避難に備える。

フルタイムシステムでは今後、クリーニング業者、食品配達業者など提携先を順次拡大し、居住者のの利便性をより高める考えだ。

ライオンズスマートボックス