アイカサ 不動産会社等とビルの使い捨て傘ゼロプロジェクトを開始

傘のシェアリングサービス「アイカサ」を運営するNature Innovation Group(東京都渋谷区)は2023年6月8日、オフィスビルでの使い捨て傘削減を目的に「2030年使い捨て傘ゼロプロジェクト for ビルディング」を開始すると発表した。東京建物や三菱地所、森トラストなどの大手不動産やJ-REIT資産運用会社ら5社と連携。各社の所有する物件へのアイカサの設置を行う。

傘シェアリングサービス「アイカサ」は2018年12⽉にサービスを開始し、現在のアプリ登録者数は約44万人。首都圏や関西、愛知、福岡などで展開し、鉄道沿線を中心に1250か所以上の傘スポットを整備する。駅でアイカサを借り、雨が止んだ際には最寄りの傘スポットに返却することで手ぶらで移動ができるのが特徴。 

「2030年使い捨て傘ゼロプロジェクトforビルディング」では、駅の次の利用場所としてユーザーからのニーズが多いオフィスビルでの傘スポット整備拡大が目的。駅とオフィスビルをアイカサで繋げ、ビジネスパーソンのサービス利便性を向上させるとともに、オフィスビルでの放置傘ゴミの削減やCO2排出量削減を目指す。参画企業に所属する全従業員に対してアイカサ1年間無料クーポンを発行する。

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プロジェクト発表会の模様