大阪王将 調理工程の自動化を目指しTechMagicと協業

全国に350店舗を展開している餃子専門店「大阪王将」を運営する大阪王将(東京都品川区)は2023年6月2日、テクノロジーによる持続可能な食インフラの創造に取り組むTechMagic(東京都江東区)の新開発調理ロボット「I-Robo(アイロボ)」のテスト導入を、2023年夏より開始すると発表した。大阪王将は今後、調理工程の自動化の実現を目指していく。

「I-Robo」は、炒飯・野菜炒めなど、熟練のシェフのレシピを自動で再現する調理ロボット。液体調味料の自動供給機能をオプションで追加可能で、調味、攪拌、加熱、調理後のフライパンの洗浄といった一連の動作を自動化することができる。また、自動調理においては、メニューに応じて加熱温度や加熱時間、鍋の回転スピード、回転方向を柔軟かつ適切に調整できる。 

TechMagicは、「テクノロジーによる持続可能な食インフラ社会を実現する」ことをビジョンとして、2018年2月に設立。食を取り巻く多くの企業が直面する人手不足を解消し、生産性の高い社会を実現するために、ハードウェアとソフトウェア両方の技術を高度に融合した各種プロダクトの企画、設計、販売、保守を行っている。

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